水治運動療法とは

「水治運動療法」は、浮力・水圧・水温といった水の物理学的特性を活かし、運動神経細胞の回復を助ける水中での運動方法です。

理学療法の一手段として「水治療法」が世界的に知られていますが、当協会が推進する「水治運動療法」はリハビリテーション(機能回復訓練)ではなく、健康の維持・増進のための運動として位置づけをしています。

そのため老若男女、病気の有無を問わず対象者それぞれに適した運動プログラムの提案をする事が可能であり、幅広い方の健康に寄与し得ると考えています。


また、当協会では水治運動療法をその特徴から「W.A.P.T療法」と表現します。

「W.A.P.T療法」

W:Water・・physical science of water

A:Approach・・physical science,physicaltherapy,phychotherapy

P:Psychosomatic・・medical psychology,psychphysics,psychosomatic

T:Training・・psychology,physiology,kinesiology


【W.A.P.T療法は“社会福祉健康学”の領域を目指します】

〜水治運動療法は運動がしたくても出来ない人のための水中運動です〜

①超高齢社会が進み、老化や運動不足によって運動機能の低下が生じ陸上では運動が出来ない人のための水中運動です。


②脳変性や脳血管疾患によって陸上では運動が出来ない人のための水中運動です。

 (脳性小児麻痺・脳卒中・パーキンソン病・自律神経失調症etc)


③身体的な障害が起因して陸上では運動が出来ない人のための水中運動です。

 (脊椎変性・腰痛・股関節痛・膝関節痛・リウマチetc)


④糖尿病等の生活習慣病で食事や運動に制限がある人のための水中運動です。